FIFAワールドカップ・カタール2022に出場したアジアの6チーム(日本、韓国、オーストラリア、サウジアラビア、イラン、カタール)は、ベスト16で全チームが姿を消した。アジア勢は、日本、韓国、オーストラリアと史上初めて3チームがグループステージを突破し、決勝トーナメントに駒を進めた。
だが、それぞれラウンド・オブ・16(ノックアウトステージ/決勝トーナメント1回戦)で敗れ、ベスト8進出はならなかった。そのアジア6チームの将来性について分析した『ESPN』は、日本に最高ランクの評価を付けている。
▶全問正解できたら本物のファン。サッカーにまつわるクイズに挑戦しよう
アメリカ、カナダ、メキシコが共同開催する2026年のサッカー・ワールドカップは、出場チームが現行の32から48に増える。それだけに、カタール大会に出場した6チームは再び予選を突破し、次回大会でリベンジを目指す可能性も小さくないだろう。
『ESPN』は、2026年ワールドカップに向けて6チームの今後4年間を展望。今大会のPK戦での敗退が「さらなるモチベーション」になるはずとし、日本の展望について6チーム中最高のA評価としている。
同メディアは、次回大会では吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹といったベテランがいなくなる見込みとしたうえで、鎌田大地、久保建英、三笘薫、田中碧、堂安律、冨安健洋といった選手たちが、4年後も30歳以下の年齢でワールドカップを迎えることができると指摘。次回大会に向けて「良い兆し」と期待を寄せた。
関連記事:元英国代表FWが日本代表のW杯を振り返る 「最も優れていた選手と残念だった選手は…」
さらに、旗手怜央(セルティック/スコットランド)、菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)、瀬古歩夢(グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ/スイス)といった欧州でプレーする若手が日本をさらなる向上に導く可能性もあると評した。
一方で、今大会のメンバー3人がいずれも30歳以上だったGK(権田修一、シュミット・ダニエル、川島永嗣)については、長期的な後継者が必要との見解を示している。
なお、日本以外の5チームでは、韓国とオーストラリアがB+評価。サウジアラビアがB評価、イランがB-評価、カタールがC評価だった。
関連記事:ワールドカップ2022 決勝トーナメント 日程・結果・放送局情報まとめ
大会展望&注目国の戦力分析
大会展望|日本|ブラジル|フランス|スペイン|イングランド|オランダ|クロアチア
日本代表 選手名鑑
浅野拓磨|板倉滉|伊東純也|伊藤洋輝|上田綺世|遠藤航|鎌田大地|川島永嗣|久保建英|権田修一|酒井宏樹|柴崎岳|シュミット・ダニエル|相馬勇紀|田中碧|谷口彰悟|堂安律|冨安健洋|長友佑都|前田大然|町野修斗|三笘薫|南野拓実|守田英正|吉田麻也|山根視来
ファンへの挑戦状:サッカーにまつわる難問クイズ
W杯における日本代表の最高成績は? W杯で最も多くのゴールを決めた選手は?
サッカー好きにしかわからない、究極のクイズに挑戦しよう! 問題は全部で10問。あなたはいくつ正解できる?
【関連記事】