日本戦でPK一番手に志願したクロアチアMF「かなり練習していて自信があった」|カタールW杯

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(Getty Images)

クロアチア代表のMFニコラ・ブラシッチは、負ければ敗退というFIFAワールドカップ・カタール2022のノックアウトステージ(決勝トーナメント)でも、PK戦でキッカーを務めることへの恐怖はなかったと明かしている。

12月5日(日本時間6日)のラウンド・オブ・16(決勝トーナメント1回戦)の日本戦で、クロアチアはPK戦の末に勝利し、準々決勝(ベスト8)進出を決めた。

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PK戦では、先攻だった日本の一番手を務めた南野拓実が失敗。一方、クロアチアの最初のキッカーを務めたブラシッチは成功させ、チームに勢いをもたらした。

セリエAのトリノに所属するブラシッチは、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、1人目で蹴ることは自分の選択だったと明かしている。

ブラシッチは「僕が始めたかった。チームメートたちより先に蹴りたかったんだ」と話した。

「自信があった。試合前の2日間、PKをかなり練習していたからね。すべてがうまくいった。ミスをするかもとかはまったく思わなかった。怖くなかったよ。監督に『僕がいきます』と叫んで、何も言われなかった」

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クロアチアは守護神ドミニク・リバコビッチが南野、三笘薫、吉田麻也と三番手だった浅野拓磨を除く3選手のPKをセーブした。

ブラシッチは「ドミニクは素晴らしかった。ワールドカップでPK3本(セーブ)。彼が僕らの運命を決めた」と、チームメートに賛辞を寄せている。

試合は前半終盤に日本が前田大然のゴールで先制したが、後半にクロアチアが同点とし、PK戦までもつれ込んだ。ブラシッチはクロアチアがベテランと若手を適切にミックスしたチームだとし、「そうすると素晴らしいメンタリティーのチームができるんだ」と胸を張った。

「日本との試合みたいにリードを許しても、僕らが自信を失うことはない。いつでも逆転できる、結果をひっくり返すことができると考える。常にポジティブな姿勢なんだ」

クロアチアは9日(日本時間10日)の準々決勝で優勝候補の一角であるブラジルと対戦する。ブラシッチは「できるだけ勝ち進みたい」と意気込んでいる。

「僕らがどこまで勝ち進めるかは分からない。だけど、ブラジルだろうが、どこが相手であっても、僕たちが勝負できるということだけは確信している」

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。
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